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悠綜合法律事務所 お客様に聞く - 坂井雄一郎様(仮名)

坂井悠一郎様インタビュー


(お名前は仮名。設定も変更しております)埼玉県の坂井雄一郎様(仮名)に、追突事故にあってから最終的に約200万円の賠償金を得るまでの一部始終を、詳しくお聞きしました(写真右は弁護士 山口準子)

坂井悠一郎様(27歳)は、飲食店の店長としてお勤めのかたわら、ゲームなどへの楽曲提供を行うサウンドクリエイターとしても活躍しています。奥様(26歳)と3人の子供たちの五人家族で、埼玉県大宮市で楽しく暮らしています。

深夜のT字路でタクシーに追突される。

-- 今回、坂井様はどんな交通事故に遭ったのですか。

今から4年前、2008年3月の深夜に、戸田市内で追突事故に遭いました。T字路で信号待ちをしていて、青になったので右折したら、反対側は赤信号のはずなのにタクシーが猛スピードで突っ込んできて、僕の車の右後ろにぶつかってきたのです。首にガクンと激しい衝撃が来ました。

その後のタクシー運転手の行動は、不可解でした。信号無視で人の車にぶつけてきたにも関わらず、私を気遣うでも、あやまるでもなく、こちらが何か聞いても、「よくわからない」、「覚えていない」と無表情で答えるばかりでした。

そのタクシーに乗客として乗っていた男性は、私のところに来て、大丈夫ですかと声をかけてくれました。結局、その人に頼んで、携帯電話で救急車を呼んでもらいました(タクシー運転手は何もしてくれませんでした)。

男性は、「タクシーが信号を無視して突っ込んだことは自分が見ていたから。何かあったら証言してあげるから」と言ってくださり、連絡先を教えてくれました。タクシー運転手は、終始、無表情でした。

検査の結果はムチ打ちで、入院には到りませんでしたが、痛みで、しばらくは働けませんでした。その後、タクシー会社に連絡し、休業補償など賠償の話し合いを開始。相手は10対0で過失を認めましたが、途中からは顧問と思われる弁護士を出してきて、治療費以外は賠償しない、不当請求には応じないと言ってきました。

当時、娘は三歳、妻のお腹の中には息子もいて、一家の収入を支えるのは私だけだったので、途方に暮れました。

一時は、交渉も停滞し、途方にくれましたが、運良く山口さんに出会うことができ、交渉を依頼した結果、最終的に200万円近い賠償金を得ることができました。山口さん、本当にありがとうございました。

タクシー会社との交渉開始

-- では、タクシー会社との交渉の一部始終をさらに詳しく聞きたいと思います。最初の話し合いはどんな風に始まったのですか。

事故に遭って約一週間後に、相手のタクシー会社に電話をかけて、「今の休業補償は引き継いでほしい」、「車が動かせなくなったので、代車を用立ててほしい」などの依頼をしました。

-- すみません、「今の休業補償を引き継ぐ」といいますと?

あ、説明が足りずにすみませんでした。実は、タクシーに追突された4カ月前にも、赤信号で停車中に後ろから一般乗用車に追突されたのです。

-- つまり、4カ月の間に2回、追突事故に遭ったということでしょうか。

はい、そうです。その年は厄年だったし、悪いことは続くものですね。その時は相手の方も、すぐに謝ってくださり、相手の保険会社との話し合いもスムーズに進みました。当時の僕は、実家の寿司店に勤める傍ら(※1)、アルバイトもしていたので、それらの勤務ができなくなったことの休業補償を求めました。10対0だったこともあり、保険会社も補償を認めました。

「今の休業補償を引き継いでほしい」と頼んだのは、「1回目の事故では休業補償が支払われた。10対0でもあるし、今回の事故でも補償を支払ってほしい」と頼んだという意味です(※2)。

※1 「実家で働いていたわけですが、タイムカードも押していましたし、給料の源泉徴収もされていたので、手伝いではなく『勤務』でした」

※2 交通事故に2度遭った場合、1回目の事故の時の休業補償は、2回目の事故が発生した時点で、打ち切りとなります。

10対0なのに、相手の弁護士には「不当請求だ」と言われる。

-- 話を戻します。「休業補償その他を支払ってほしい」という求めに対し、タクシー会社はどう対応してきたのでしょうか。

最初は事故係と思われる社員が対応してくれていましたが、3回目の電話で「ここからは弁護士に引き継ぎます」と言われました。数日後に、タクシー会社の顧問弁護士から、書類が自宅に郵送されてきました。

中身は難しいことが書いてあってよく分からなかったのですが、要するに「支払わない」という意味のようでした。その後、相手の弁護士と電話でも話しましたが、弁護士は、高圧的な態度で「支払わない」という主張を繰り返すばかりでした。「これは不当請求です」とも明言されました。

-- それを聞いて、どう感じましたか。

まず「10対0なのに支払わないのはおかしい」と思いました。一回目の事故の時は、支払いが認められているので、少なくとも「不当請求」とはいえないはずです。相手にも、それを伝えましたが、「それはわかりません」と逃げられるばかりでした。

山口弁護士との出会い

-- 相手側の弁護士から「不当請求であり、支払わない」と言われ、それからどうしましたか。

家族の生活がかかっているし、引き下がるわけにはいきませんでした。しかし弁護士相手に議論で勝つ自信もありません。当時は貯金を崩しながらの生活で、切羽詰まった気分でした。

実家の母親に相談したところ、「友達が事故に遭った時に山口という弁護士に交渉してもらったら上手くいった。あの人はいいよ」と紹介があったので、さっそく連絡をとり、母と一緒に山口さんに会いにいきました。

-- 山口弁護士の印象はいかがでしたか。

ていねいに、親身に話を聞いてくれる人だと思いました。これからどう対応していくのか、見通しと方針を、分かりやすい言葉で説明してくれました。

弁護士報酬についても「着手金無し。報酬額は、勝ち取った賠償金から支払い」という、いわゆる成功報酬だったので、当時、経済的に余裕がなかった自分には助かりました。この人なら大丈夫だと思い、正式に依頼することを決めました。

弁護士を立てることの価値

-- 山口さんに質問です。その後、相手の弁護士と、どう交渉していったのですか。

(弁護士 山口):まず相手の弁護士に、「自分が代理人となった。今後も賠償を求めていく」という内容の連絡をしました。

-- 相手の反応はいかがでしたか。

これまでと同様、「支払わない」という拒絶的な対応でした。ただ、弁護士が出てきている以上、いずれは支払う必要があるとは考えたと思います。といっても強固な態度は変わりませんでしたが。

被害者請求の後、紛争処理センターに調停を依頼して和解。賠償金を獲得

-- その後、最終的に賠償金を得るまでに何をしたのでしょうか。

(弁護士 山口):その後は、すぐにでもタクシー会社に賠償請求したいところでしたが、それをするには、まず求める賠償額を計算しなければいけません。賠償額を計算するには、その交通事故による損害の総額を把握する必要があり、そのためには後遺障害(後に残る障害のこと)の有無等を明らかにする必要があります。

そこで、坂井さんには、治療を続けていただき、医師がこれ以上治療を続けても症状が改善しない(これを「症状固定」といいます)と判断した後、後遺障害の有無につき審査を受けました。

今回の坂井さんのケースでは、結局、「後遺症無し」という判断でした。この判断を元に、休業損害、通院慰謝料、必要経費などを計算し、その金額(※)を、相手のタクシー会社にあらためて賠償請求しました。

-- 相手の弁護士の反応はいかがでしたか。

もう不当請求とは言ってきませんでした。つまり支払いに応じるということです。しかし、金額面で合意が得られず、話し合いは平行線を辿りました。

このままでは埒があかないので、公益財団法人 交通事故紛争処理センター(※)に和解のあっせん手続きを申立てました。その結果、こちらの要求額に近い金額が支払われる形で、終了しました。坂井さんは納得できる賠償金を得ることができたのです。

※ 公益財団法人 交通事故紛争処理センターとは、保険会社などが母体になって運営する、交通事故示談のための機関です。

(坂井様):賠償金の支払いが決定した時は、本当にほっとしました。わたし一人では、この交渉はできなかったと思います。おかげで、生活を立て直すこともできました。山口さんに依頼して本当によかったと思いました。

今回の賠償交渉をふりかえって

-- 最後に坂井さんに質問です。いま現在、交通事故の賠償交渉で悩んでいる、「かつての坂井さんのような人」に、「ある種の先輩」としてアドバイスなどあればお願いいたします。

あきらめないことが大切だと伝えたいです。あえて冷静に考えるならば、今回、「不当請求だから支払わない」と言っていた弁護士も、自分の雇い主であるタクシー会社の利益のために、仕事として、そう言ってきているわけです。

ですから、「不当請求だ」というような、人を傷つけるような言葉にくじける必要はありません。相手は仕事でそう言っているだけですから、こちらも自分の仕事として、自分のため、家族のために主張するべきです。

しかし、それでも弁護士相手に素人が交渉するのは難しいことです。現実的には、こちらも弁護士を立てるしかないと思います。私は山口さんに出会えて良かったと思います。いつも親身に話を聞いてくれますし、費用は成功報酬で着手金も不要でしたし。最近、知人で交通事故に遭った人がいたのですが、その人にも山口さんを紹介しました。

山口さん、今回は、苦しい中をいろいろ助けていただきありがとうございました。これからも世の中の、弱い立場の人のためにがんばってください!

坂井雄一郎様インタビュー


取材日時 2012年6月

取材制作:カスタマワイズ

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